秋華賞 展望

10月14日 (日)
京都競馬場 11R 秋華賞 G?


1-1 ヒシアスペン (牝3、池添謙一佐山優)
1-2 ミンティエアー (牝3、蛯名正義勢司和浩)
2-3 ブリトマルティス (牝3、幸英明西園正都)
2-4 ザレマ (牝3、川田将雅音無秀孝)
3-5 ラブカーナ (牝3、吉田隼人中村均)
3-6 カレンナサクラ (牝3、武士沢友治保田一隆)
4-7 ピンクカメオ (牝3、後藤浩輝国枝栄)
4-8 マイネルーチェ (牝3、大野拓弥上原博之)
5-9 アルコセニョーラ (牝3、中舘英二・畠山重則)
5-10 ハロースピード (牝3、松岡正海相沢郁)
6-11 ベッラレイア (牝3、武豊平田修)
6-12 ホクレレ (牝3、藤岡佑介後藤由之)
7-13 ダイワスカーレット (牝3、安藤勝己松田国英)
7-14 タガノプルミエール (牝3、橋本美純・松田博資)
7-15 クィーンスプマンテ (牝3、鮫島良太小島茂之)
8-16 ウオッカ (牝3、四位洋文角居勝彦)
8-17 レインダンス (牝3、武幸四郎宮徹)
8-18 ローブデコルテ (牝3、福永祐一松元茂樹)


☆レースの位置づけ
牝馬路線の拡充政策に伴い、エリザベス女王杯の時期をずらして、
3歳牝馬限定の秋のG?として、新設される。3歳牝馬の最後の
クラシック


☆コース形態
京都内回り2000m。もちろん直線は短く、坂もない。内回り
ゆえ、差し追い込みにはかなり仕掛けどころが難しいコース。


☆予想
ベッラレイア
ダイワスカーレット
ウオッカ


☆見解
本来は「買う」レースではなく「見る」レース。
上位3頭の頂上決戦という見立て。あとは順列だけの
問題。
ベッラレイアは、前走ローズSで上がり33,2秒で2着。
初騎乗の豊Jがきっちり脚を計る競馬。結果ダイワに
届かなかったが、ここで見限るのは早計。逆転への
布石は整ったはず。
ダイワスカーレットに関しては、ローズSも強い競馬。
今回は、内回り2000mでなお有利になる。もちろん逆転もあり。
ウオッカはダービー勝利後、宝塚8着。結果論だが正直この宝塚記念
余計な一戦だった感あり。この後エリザベスではなく
ジャパンカップに向かうというローテーションからも、ここが
100の仕上げじゃないことは明白。実力は1番だが敢えて、3番手
評価とする。


☆展開予想
ダイワが番手か3番手の競馬。その後の位置取りがこのレースの
大きな分かれ目。もちろん鍵を握るのは豊ベッラレイア
ウオッカの前につけるか、後に付けるか。個人的には
後に付けると考える。ただ直線は短いのである程度早い段階
での仕掛けになる。そうはいっても四位ウオッカ
前と後ろで金縛りの状態になるのは避けたいはず。
レーススタート直後の、豊ベッラレイアと四位ウオッカ
冷徹な神経戦が展開される。ここがこのレースの大きな見所。
ここでの位置取りが大きく勝敗をわける。
安勝ダイワは、後ろを気にしながらも自分の競馬に徹する。
3コーナー過ぎから、流れは一気に速くなり、4コーナーでは
ダイワは先頭。その直後にウオッカ、少し離れてベッラレイアと続く。
ウオッカはダイワを捕らえるために早めの仕掛けにならざるを得ない。
それを見てのワンテンポ遅れての豊Jの仕掛けが、豊Jの考えうる
理想の展開のはず。直線は、逃げ込みを計るダイワ、追うウオッカ
その後ろから虎視眈々とベッラレイアという構図。