15000円割れ

はぁ、なんともまぁ、下がる下がる…。前職が金融関係に勤めて
おりましたので、業界を離れてもやはり気になるものですが、
これはひどい。まぁ、17000円までの上昇も異常でしたが、さすが下げに転じた
時のエネルギーもすごいですね。
株の買い方は、人それぞれかなり個性があって面白いんです。
それなりの勉強をしていればいるほど、一過言もってるものでしてね。
でも、ほとんどの人が損をしているという現状は、変わらないわけでして…。
今回もやられた人は多いんでしょうね。まぁ、これで株ブームもひと段落つく
でしょう。日本人にとって、リスクを背負って投資するというのは、かなり
本能的に性に合わないというのが私の見解です。地理的、歴史的に見て日本人は、
とても保守的な民族です。農耕民族という言い方が使われるように。確かに儲かる
可能性もあるのも事実ですが、それと同じだけのリスクがあるということを認識して
から投資すべきでしょう。そして損をしてもあたらない、文句を言わない。何故損を
したかを冷静に分析し、次に生かす。これを繰り返せば負ける確率を減らすことは
できるはずです。でもほとんどの人ができない…。なぜか?それは儲けたい、得したい
と思う気持ちが冷静な判断を失わせるからです。そこから「儲かるだろう、
いけるだろう」という、楽観的な思考に陥り間違ったタイミングで買ってしまう
のです。確かにプロでも負けます。でも彼らは、勝とうとするのではなく、負けない
ようにしているのです。ここが大きな違いなんですね。だから負ける確率が減る
=勝つ確率が増えるのです。リスクから逃げないこと。これは株に限ったことでは
なく、人生そのものにも言えることではないでしょうか…。