漫才

さて、今関西系では漫才の番組がやっております。
私は、劇場に足を運んでまで見に行かないので、売り出し中の
お笑い芸人はまだまだ勉強不足ですが・・・、少しばかり造詣は
深いですよ。
正統派漫才をする芸人が少なくなってきておりますので、
寂しい限りですが、ベテランは相変わらず健在だなぁ、と
こういう番組を見るとつくづく感じる次第です。
今は、やはりオール阪神・巨人中田カウス・ボタン、大木こだま・ひびき・・・。
もう、前述のコンビに関しては、絶妙という言葉しか思い浮かばない喋りや、
「間」があります。これは経験では補えない部分が大きいんではないでしょうかね。
天性のものでしょう。それに努力が加わっての賜物だと・・・。
上方落語に関してもそう。上品な語り、全てにおいて完璧な米朝師匠、笑いを論理的に探求
し続けた、今は無き2代目桂枝雀師匠。吉本興業はこの男がいたから
ここまで大きくなったと言われている、笑福亭仁鶴師匠・・・。
この方々の噺も、それぞれ天性のものなんでしょう。
漫才の世界は、中川家や、ますだおかだ達が前述の方々に続く
んでしょうかね。ダウンタウンナインティナインなどは、もう道は
それてしまったので、誰かが継承していって欲しいです。
ダウンタウンのような笑いも大好きです。ごっつええ感じのDVDが最近
でたので、借り捲ってるくらいですからね(笑)ただやはり漫才の火は
消して欲しくないです。落語界もそう。やはり大阪の文化ですから・・・。