ワールドカップを見ていて…

昨日、日本は痛恨の引き分けであった。あの展開でよく頑張ったとも
言えるし、不満と言えば不満が残る内容。
日の丸を背負って戦うのは大変だと思うし、重圧も感じているはず。
ただ、私が尊敬するスポーツ選手である、松井秀喜イチロー、そして
武豊…。この人たちは一人である。バッターは打席に一人で立つし、
騎手も一人である。もっと重圧を感じてもいいはず。ただこのアスリート達
のプレーを見て思うのは、それを全く感じさせないところがある。
感じていないはずはないが、結局その意識を自分で上手くコントロール
できているのだろう。一流と呼ばれるレベルになるとスキルなんて大差
ない。最後の最後一流と二流の差はそこにあるはずだ。そしてこの
アスリート達に共通するところは、とにかく貪欲だという点。
松井もイチロー武豊も「もっともっと上手くなりたい。」と言う。
あのレベルまできてまだそう思って鍛錬を積み重ねている。
目の前のことを真摯に取り組んで、上手くなりたいと鍛錬していたら
気がついたら日本を飛び越えて世界レベルになっていた。もちろん天性の
才はあった。ただそこからどれだけ妥協せずやれるか…。凡人では
中々できることではない。本当にこの3人から見習うことは多い。
サッカーは11人。気負わずブラジル戦を戦って欲しい。サポーターの
期待ももちろんあろうが、自分たちのサッカーをして欲しい。
そう思っている。
世間はワールドカップ一色だが、今週は宝塚記念。主役はもちろん
ディープインパクト。とにかく無事に走って欲しいと願うばかり…。